小さな博物館運動

2011年

「国宝・金印レプリカ」「金印BOX」贈呈式
in 平尾小学校

2011年2月23日 平尾小学校

金印『漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)』が志賀島で発見された1784年2月23日を記念して、今年も金印レプリカ贈呈式が開催されました。09年から始まった学校訪問、今年は平尾小学校を訪れました。

平尾小学校で開催された贈呈式では、ふくおか新遊民倶楽部・塾長でもある神田紅さんが、講談『国宝・金印物語』を披露しました。金印を志賀島で発見した甚兵衛さん役で福岡紅塾の塾生も出演、不思議不思議の金印発見物語を、紙芝居で楽しく深く学びました。

福岡出身の講談師 神田紅さんと金印について少しお勉強、卑弥呼に贈られた金印がまだ見つかっていないことを知りました。
講談を初めて聞く皆さんにわかりやすいように『国宝・金印物語』は紙芝居でご披露。金印を志賀島で発見した甚兵衛さん役で福岡紅塾のキンちゃんも出演し、不思議不思議の金印発見物語を楽しく深く学びました。

金印レプリカを手にした5年生の皆さんからは「キラキラ光って本物みたい。」「歴史の重みを感じる。」「歴史に興味がわいてきました。」などの感想を頂きました。国宝金印は日本の宝物、金印レプリカも皆さんの宝物になることでしょう。

国宝・金印は私達の郷土で輝いています。困難を乗り越え未来に羽ばたくチャレンジ精神<福岡スピリッツ>を育くんでほしいと願っています。福岡の小学生の志の電流を強めながら、その波を県外へも広め、あわせて企業や一般にも頒布し、運動の輪を広げて行きます。

誕生した小さな博物館は176小学校、1000人以上の子供達に贈呈することが出来ました。「金印BOX」設置の取り組みも今年から始まりました。
皆様の御協力を心よりお願い申し上げます。